指揮・作曲
エリック・ウィテカー Eric Whitacre
1970年ネバダ州リノ生まれ。ニューヨーク、ジュリアード音楽院で、作曲家ジョン・コリグリアーノ氏に師事、修士号を取得。20代前半から全米で評価されてきた作曲家で、その作品は、アメリカ著作権協会(ASCAP)、バーロー国際基金、アメリカ合唱指揮者協会、アメリカ作曲家協議会、などの数々の賞を受賞している。最近では、2000年グラミー賞コンテンポラリー・クラシック部門ノミネート、レイモンド. C. ブロック賞最年少受賞。97年に発表したCD「ザ・ミュージック・オブ・エリック・ウィテカー」がクラシックアルバム部門のトップ10入りし、現代著名作曲家のひとりに挙げられるようになった。さらに、バーブラ・ストライサンドやマーチン・ハムリック、ボビイ・マクフェリンらに曲を提供するなど、作曲家としてメジャーな活躍を続ける凄いヤツである。
23才の時に書いた初の吹奏楽作品「ゴースト・トレイン」は、もはや吹奏楽のスタンダードとして親しまれており、50カ国以上で演奏されレコーディングも16回を数える。その後書かれた「Godzilla eats Las Vegas」は、日米両国でセンセーショナルな話題となり彼の名を有名にした。ネバダ大学ラスベガス校時代、日本人の指揮科教授タッド鈴木氏に師事した関係で、早くから氏が日本にエリックを紹介してきた。2000年11月17日最新2曲の楽譜を抱えて2度目の来日となったのがこのアルバムの舞台になった「東京吹奏楽団第52回定期演奏会」だ。
演奏
東京吹奏楽団 Tokyo Symphonic Band
東京吹奏楽団は音楽大学を卒業した一流の演奏家を集め、1963年(昭和38年)わが国で初めてのプロ吹奏楽団として創立される。同年11月に第1回定期演奏会を開催、以来、現在まで52回の定期演奏会を初め、特別演奏会、放送、レコード録音、全国各地の学校における音楽鑑賞教室等の演奏活動を続け、日本の吹奏楽発展に貢献する。そのほか、日本人作曲家に吹奏楽作品の作曲を委嘱、定期演奏会等で初演するなど、邦人作品の紹介も積極的に行う。これらの演奏活動と、永年に亙り吹奏楽界に貢献した功績に対し、1993年3月、日本吹奏楽学会より第3回日本吹奏楽アカデミー賞を受賞。楽団創立35年を経過し、国内でトップクラスの実力をもつ優秀なプレイヤーをそろえ、現在日本を代表するプロ吹奏楽団の一つとして注目を集めている。1995年の定期演奏会で指揮者時任康文を起用し、入魂の長時間ライブ・レコーディングに挑んだ意欲作「時任&東吹〜スパーク・チェザリーニ/パーシケッティ」(BCD-95044)が、このアルバムと同時に復刻、再発売された。